【続】DMM英会話またしても値上げ。これで4年連続。

 

 

こんばんは、みゅじ子です。

 

前回、DMM英会話の値上げを、(すこし大げさですが)歴史的観点から振り返ってみました。

 

連載の形にするのも何かと思って躊躇していたのですが、もう1回だけ、この問題について論じさせて頂ければ、と思います。

 

 

 


・ネイティブプランの登場。


 

 

DMM英会話の値上げの歴史の中で、値上げと同じくらい受講者にショックを与えたのが、ネイティブプランの創設だと思います。

 

それは、次のように告知されました。

 

 

2016年04月11日

【先着100名様限定】プラスネイティブプラン、ご好評につき2次募集決定!【2次募集は終了しました。】

いつもDMM英会話をご利用頂きましてありがとうございます。
DMM英会話では、新プランとなるプラスネイティブプランを
本日より正式にスタートいたします。

つきましては、本プランへの2次募集を本日17時より受付開始致します。
2次募集につきましては、先着100名様の規定人数に達し次第、受付終了となります。
プラスネイティブプランは、会員様の人数制限を設けると同時に
ネイティブ講師の人数を大幅に増やしたことで、従来のプランよりネイティブ講師のレッスンを予約しやすくしたプランです。
※DMM英会話では、アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、アイルランド、南アフリカの国籍保有者または出身者をネイティブ講師と定めています。

 

 

この2016年4月前までは、フィリピン人講師などと同価格でアメリカ人のネイティブ講師の授業が取れる、という夢のような時代が続いていたのですが・・・

 

・・・このネイティブプラン新設により、それはできなくなってしまいました。

 

南アフリカはネイティブかっていう素朴な疑問もあるのですが・・・。

 

 


・ネイティブ講師はほとんどノマド系だった。


 

 

しかしネイティブプラン新設前にアメリカ人やイギリス人のようなネイティブ講師のレッスンを受講した人なら分かる通り、彼らのほとんどが、ノマド系だったのです。

 

つまり、フィリピンに在住し、米ドル換算で給料をもらい、フィリピンペソにそれを換金して、現地の安い物価で生活していたのです。

 

しかし、そんな彼らも、西洋人としてのアイデンティティーが爆発したのか、フィリピン人同等のサラリーに苛立ち、DMMに文句を言って来たネイティブ講師も出現し始めました。

 

以下は、そんなネイティブ講師の一人(宣伝媒体にも出ていたDMMの顔だったようなアメリカ人講師)が、辞めた日にSkypeに書き殴った最後の捨てゼリフです。

 

ボクの提案(恐らくサラリーアップ)にDMM側が同意してくれなかったので、辞めることにするよ。みんな、DMMに抗議のメールを送ってくれ。そしてボクがどんなに素晴らしい講師だったかということをヤツラに教えてくれ!

Due to a disagreement…, i will not be teaching anymore. but you can send a message to…administrators and tell them what a wonderful teacher they just lost!”

 

・・・まあ、それほど良い講師でもなかっんですが。

 

 


・DMMの値上げは、必ずしも講師の値上げを意味しない。


 

 

こういったネイティブ講師の不満を解消するためにネイティブプランが創設され、彼らに対するサラリーが改善された、というのは事実でしょう。

 

しかし取り分から言うと、ネイティブプランの創設で儲かっているのはDMMの方だと考えられます。

 

現に、前回お伝えした、非ネイティブ講師枠の度重なる値上げですが、それらは一度も講師側の給料アップには繋がっていません。つまり、DMM側だけの利益確保のために行われているのです。

 

これはワタシ自身が、DMM英会話受講時に、複数の講師から直接聞きだしたことでもあります。

 

 


・DMM英会話の代替があるなら移るつもり。


 

 

Skypeを使ったオンライン英会話自体は、レアジョブが開拓した市場で、この点においてレアジョブは賞賛しても賞賛し切れないでしょう。

 

しかし、彼ら(レアジョブ)がフィリピンに留まりフィリピン人講師しか提供してくれない、ということにストレスを感じるひとも居たはずです。

 

フィリピン人独特の幼さ(よく言えば無邪気さ)は、時に私達を苛立たせるのです。

 

そういったひとが、メンタリティーが大人である東欧人と話せるDMM英会話に引っ越して来たことは否定できません。

 

こう考えると、ワタシ個人としては、DMMと同じビジネスモデル、つまり東欧周辺を開拓するオンライン英会話が、DMMと同じ値段で登場したら、そちらに移るつもりです。

 

度重なるプラン変更と値上げで、DMMに対する信頼をすっかり失って来ているのです。

 

みなさんはどうお考えでしょうか。

 

・・・・・

 

 

それでは、本件についてまた何かあったら書かせて頂きます。

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。m(_ _)m

 

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