【chou chou 岡山店】ペットを売らないペットショップの素晴らしすぎる理由とは?

chou chou 岡山店 プードル

chou chou 岡山店 プードル

ペット販売を辞めたchou chou 岡山店

ペットを売らないペットショップ『chou chou(シュシュ)岡山店』が話題になっています。

このお店もかつては他のペットショップと同じようにガラスケースの中で「商品」の子犬を販売していました。

今でも同じように子犬が展示されています。しかし、商品の子犬ではありません。

保健所などに持ち込まれ、殺処分を待つのみだった犬達が新たな飼い主を待っているのです。

販売から譲渡への方向転換

chou chou岡山店は2006年に開店。それ以来、犬猫の販売を続けてきましたが2015年の1月に販売を止めることを決意。

それからはペットフードやグッズの販売、トリミングなどのサービスを続けながら、殺処分される予定の犬の里親探しを行っています。

 

なぜ販売を止め、里親探しを?店舗スタッフの想い

日本ではペットショップで犬猫を飼うのが当然の慣習となっていて、「ペットを飼いたい」と思う人がいる一方で、殺処分をされる犬がいる。この二つを結び付けたいとの想いから始められたとのこと。

 

ペットショップがペットを売らずして経営が成り立つのかが心配ですが、chouchou岡山店はもともと犬猫の販売よりもフード販売やトリミングの売り上げ比率が高かったため、影響は比較的すくなかったそうです。

 

とはいえ、これは大変勇気のある決断だと思います。

 

販売を止めたことでお店のファンは確実に増える

最近は犬・猫の殺処分が多すぎることについて問題視する声が増えており、ペットショップがその原因として槍玉にあげられることもあります。

そういった考えを持っている人達からすれば販売せず、里親探しをするペットショップの方向転換に対し、賞賛する声が出るのは当然のこと。

フェイスブックやツイッターでの拡散も期待できますし、結果的には最高のPRになっているのではないでしょうか。

 

グッズやフードを買うときも「chouchou岡山店を応援してあげたい」という気持ちで、優先して買ってくれるお客さんもいるはずです。

問題点や配慮しなければならない点も出てくる

とはいえ、いいことばかりではありません。

保健所に持ち込まれた犬や捕獲された犬などは衛生状態が悪く、病気や感染症を持っている子もいます。

そういった子たちをむやみに入れてしまうと、他の犬や猫たちにも悪影響が出る恐れがあります。

 

chou chou岡山店では殺処分される犬の受け入れを決めてから、この点にかなりの配慮と苦労をしているようです。

なかなか数多くの保護犬たちを預かることは難しいですね…。

 

同じように販売を止めるペットショップは出てくるのか?今後の広がりに期待

すでに姉妹店の倉敷店でも里親探しを開始しており、同業のペットショップでも生体販売をやめることを決断したお店もあるそうです。

これらのペットショップの活動が広まれば広まるほど、それに追随する他のペットショップもどんどん出てくるはずです。

 

そうなれば、

  1. ペットショップで販売される犬猫が激減
  2. ブリーダーも採算が合わないのでむやみに繁殖できなくなる
  3. 結果的に捨て犬や捨て猫が減る
  4. 殺処分される犬猫もいなくなる

という最高の流れもできてくるのではないでしょうか?

 

誰もが目を瞑ってきた犬猫の殺処分という問題が解決できる糸口が見つかってきたかもしれません。

今後も応援していきたいですね!

>>>chou chou岡山店 webページ

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